2023.02
私の通勤時間は車で1時間15分。
在宅勤務が明けて、出社の日々がスタートしました。
運転が好きとは言え、とは言え、、であります。
最初のころは、好きな音楽をダウンロードしてシャッフル再生。
まぁまぁ良かった、1週間くらい。
しかし、行き&帰りではどんなに気に入った曲でも聞き飽きてしまう。
ならば、正当にラジオを聴こうではないか。
毎日、違う話題も入ってくるし。
お天気やニュースの話も入ってくるし良い感じ。
だけど、横入りしてくるラジオショッピングの声が。
「これが!なーーんと!今お聞きの方にだけ!特別価格ーーー」
あぁ、どーでもいい。
それに、朝のパーソナリティーもなんか合わなくて。
「おっはよーーーーございます!!!」
「グッドモーーーーニーーーーン!!」
的なのも、毎朝だとイマイチだった。
どーしたもんかなー。
と、思っているとたどり着いのがーアマゾンオーディブル無料体験
普段、本なんて読まないけれど読んでくれるならいいか。
最初に聞いたのは、やっぱり登山系から。
山女日記
原作は、ドラマと違って短編集になっている。
毎回、主人公が違う。
話の度に違う人生と山との話、そんな主人公たちが山で巡り合い。
同じ景色をみていたり、すれ違っていたり。
何かを思いながら山に登る。
何かがあって山に登る。
山女には色々あるんだよ。
きっと、みんなそうなんだよね~
共感できる所がたくさんあって、どの話も好きになれました。
神々の山嶺
は、聴いて良かった。
というのも、本だったら読破できていない自信がある。
とにかく長い。いろいろ長い。
時々、早送りしちゃったくらい。
これ、ギュッとしたら1冊でいいのでは?とも思う。
帰り道、ほぼ羽生さんの幻覚で家に着くことや。
深町氏はいつも天井をみつめているなーとか。
深町が走る、走る深町、深町は走っている、けれどまた深町が走るのだ。とか。
そうか、そうか、それ何度目だ?的な言葉もあったけれど。。
引き込まれるシーンは沢山あって。
険しく、恐ろしくもさせる雪山の光景。
エベレストの光景が目の前に広がるような。
気づくと、降りるはずのインターを通り過ぎてしまった事もありました。
映画版では、「目で登れ」のセリフが印象的な話だけど。
「なぜ山に登るのか」
それが影のテーマのようになっていて、その答えは何なのか。
なぜそこまでして山に登るのか。
どうしてそんなに執着するのか。
それを探るような展開。
「そこに俺がいるからだ」
羽生さんの答えに。
それがこの話の全てなんじゃないかなーと。
わたしは思う。
なぜ山に登るのか。
じゃぁ、わたしには何か答えがあるのか。
それは一言では表せないような。
それを問いに、また山に行きたくなるのです。
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