南竜ヶ馬場野営場テント泊!沢山はくさん②

テント泊

2023.0727~0729 南竜ヶ馬場テント泊

1日目 市ノ瀬登山口→南竜ヶ場野営場泊
2日目 南竜→白山→池めぐり→南竜ヶ場野営場泊
3日目 南竜→別山→市ノ瀬登山口→金沢市内泊
4日目 おまけ

①の続きです。

目覚めた朝は、ピーピーチュンチュンと鳥の声。
昨日の夕立の影響で、テントの中も外もビチョビチョ。

でも、インナーシートを敷いていたから~
下からの染み出しを防ぐことができた。
シュラフカバーも持ってきて良かった。

でもさぁ、軽量化のためのシングルウォールのテントだけど。
こうして対策アイテムが増えると、結局重くなるのはどうなの?
プラマイゼロなの?

うーむ、どうしたものか、、
テントを拭きながら考える。

こうしてみると、スッケスケなのね、、

まぁ、いいか!

テントの外は良い空気!
アタックザックに朝ごはん、おやつと水筒と~詰めて出かけます。

早朝のエコーライン。
朝露の道は、足元がびちょびちょになったけれど。
ニッコウキスゲが可愛いから許してあげる。

日が差す場所から、パァ~っと花が開いていく。
ビタミンカラーのキスゲちゃんはサプリメントだね。

「おはよーーー」


たくさんのお花達が出迎えてくれる道は
ルンルンロード。
楽しい道のり。

ルンルン登ってゆくと~
弥陀ヶ原に出た。

いい、めっちゃいい!
平和だなぁ~
あぁぁ~~

目の前には、白山・振り返れば別山!
なかなか、とってもよいところ~。

ワサワサのコバヤシケイゾウ地帯を横に。
ケイゾウの花咲く時は、まだまだこれからでしょうか。


木道を歩き終わって、ちょいと登ったら~

でた室堂!

と、そのまえに展望広場へ寄り道。
おなかも空いたし、ここいらで朝食を。

ここは別山が正面にどーーんと眺められる。
良い形をしておる!

いいよ~めっちゃ好み♡


つらつら~と山の稜線。
「明日は、あの稜線を歩けるんだなぁ~」

と思っただけで、よだれが出そうになって
おにぎり食べる。

途中のSAで買った鱒すし。
ちょいと登った後に食べる酢飯はホント美味しい!

もっとたくさん買って来ればよかったかなぁ。

すると、後ろから作務衣を着たお坊さん。

「おはようございますー」

挨拶を交わし、ピカーっと輝くお頭が神々しく思う。
なんだか、よい。

室堂に立ち寄り、売店を物色する。
バッジは買うとして、かわいい手ぬぐいも購入。

帰りに買えばいいのに、行きで買う。

おみやげもゲットして満足。

まずは、奥宮にてご挨拶を。
お辞儀をして鳥居をくぐる。

本日はお世話になります!とご挨拶。

中は木の香り。
神聖な気持ちになる。

パンパン!手を合わせる。
(これより登らせていただきます。なにとぞ、なにとぞ…)

御朱印は帰りに貰おう。
他には、お守りやキーホルダーなど色々ありました。

登山道に入ると、またお花たちが待っていて。
また違う種類のお花たち。

かわいいねぇ、かわいいねぇ。
白山のお花は、圧倒的な派手な感じはなくて
清らかな華やかさがある。
そんな、気がする。

わたしもかわいいでしょ?
と、小鳥さんもさえずる。

なんだろう、どこかの山に似た感があるけど例えられない。
そんな雰囲気の景色だなーと、、
石の階段をじっくり登ってゆく。

振り返るたびに室堂が遠くになって。
わたしは別山ばかり眺めてしまう。

別山の写真ばかり撮っていた、、、

山頂はもうすぐ、もうすぐ。。。
石の階段を登り切れば!

出ました!山頂!

「あぁ~遠かったよーーー白山!」

堂々と佇んでいる

いやいやしかし、遠かった、、(車中がね…)
スッカーーーンと晴れた空。

いやしかし、来てよかった~

山頂の景色

広がる景色は、火山らしい山肌と、どこまでも続く緑色。
遠くには北アルプスも見えました。

雲の上にうっすら見えるのが北アルプスらしい

石票を見ないと、何がどの山か、どの方向なのかやら
全く分からなかったけれど。

思えば遠くへ来たもんだぁ~
ここまで一人で来たけれど~♪

おやつを食べたら山頂を後にします。
時間に余裕あり!
池の方に降りて、大汝峰まで登ってこようか。

なんだかワクワクしちゃう景色

まずは、お池巡り。
池は近くで見ても青い水の色。
雪不足で水不足だというの白山。
お池の水も少なめなのかなぁ。

ふんふん、とお池巡り。残雪がすこしだけ

そして池の辺りはチングルマのお花畑。
エコーラインでは、みんな終わってしまっていたけれど
こちらにはまだまだ、たくさん咲いていた。

大汝峰との分岐。

大汝峰にヒヨる。

ここから見上げていると~
なんとも遠い、ってかけっこう高い。
片道20分。。

うーん、そんなもんで行けるかな。
非常に面倒くさくなってきた。

足元に群がるチングルマたちに問う。

お花達の誘惑

 「やっぱし、登ってくるべきだろうか」

 「いいんじゃない?お山は1日1山で十分だよ」

 「だよね、そうだよね~」

 「それより、わたしたちを見ていってよ」

みたいな、勝手な解釈をして。
ガスも湧いて来たし行かなくていいや。

【こちらが室堂への近道】という看板の分岐から。
回り道して帰ろう。
地図にある、お花畑マークに期待をする。
迂回ルートへ。

穏やかな景色と、チラホラお花。
こちらの道はクロユリが咲いていました。
下を向いているので写真に撮るのが難しい!

室堂に戻ってくると、朝とはうって変わって賑わっている。
再び奥宮で手を合わせ、御朱印をいただきまして。
白山生ビールは飲むのはやめて。
(カップ持ち帰りなのが、、、)

午後から夕立予報。
雲行きも怪しいので早々に戻ろう。

テン場へ降るのは展望ルートを歩きます。

大倉山方面もとっても良さそうだった。

しばし開けたところを歩ききると~
長い森の道。

遠くにハクサンコザクラの群生が見えた。
近くに寄ることができない位置だったので残念。
ハクサンコザクラ、わたしは一番好きです。

あの、わかりやすい【お花です!】の形が可愛い。
ハクサンと付くのだから、こちらは本場ものだね。

だらだらと続く森の中が飽きたころ、展望ポイントに出る。
北アルプスが遠くに見えた。
ちょうどよく座れるスペースもあるので一息。
下ってばかりの道は疲れます。

テント場が見えるとホッとして。

小屋に立ち寄り。
今日のビールと、アクエリアスを購入。

「明日、別山に登って帰ろうと思うんですけど~」

どんな道のりなのか、と小屋の方に聞く。

水場が無いから、とにかく水は多めに持って行くこと。
チブリ避難小屋までおトイレが無いこと。
劇下り、というよりは淡々と歩く。

「まぁ、とにかく長~~い道のりだよ」

そんなアドバイスを頂きました。

テントに戻ると、昨日より混み合ったテン場は騒がしい。
それを聞きつつ、テントの中で引きこもっているとー。
足音が近くなり。

「いいのあったー」

と言って、わたしが前日から使っていたテーブル代わりの石を持って行かれた。
入り口に置いていたやつ…

(まぁ、いいか。わたしだけの物じゃないし…)

今日も時間通りに夕立が来て。
ゴロゴロ雷と、バシバシ雨が騒がしく。

あれとーーー。
これとーー。
それとー。

ガサゴソ、ゴソゴソ。
ビールを飲み飲み。
あしたは、早く起きて、撤収してーー。
少しでも涼しいうちに歩いておかなきゃ。。。

うんうん。うむうむ。
くかーーーーー。。と寝に入る。

③につづくのです…

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