2023.1223 岩舟山~太平山
①の続きです。
馬不入山をめがけて登っている訳ですが。
偽ピークにもめげずに~
登ったり降りたりを繰り返し~
ようやく馬不入山に辿り着いたみたい。
ようやく山頂!
でも、少し下に展望ポイントがあるようなのでそっちで休憩。
移動した先に待っていたのは~
展望あり!
こちらで休憩をとります~
おやつと、浅間山の白い頂きを頂き。
このあたりに来ると、ほかの登山人にもチラホラお会いしまして。
そうか、馬も通りにくい難所だったのか~
馬も要らない山ではない。
馬も入れないから馬不入山。
この先は、しばらくなだらかに。
桜峠に来ると~
あっちから、コッチからと登山人に出会います。
さらに歩いて、晃石山へ。
こちらも展望はあるが、ベンチは少なく狭いので先に進みます。
すると、またなんか良い展望が~
すっきりーと見渡せるポイントあり。
広がるのは関東平野!
目を凝らせば、東京湾まで見えそうだ。
「いい眺めですね~東京タワーも見えますか?」
通りかかったおじさまが問う。
え?
「スカイツリーは見えますが、、東京タワーはさすがに、、
見えないと思います」
なんて答えると。
「あぁ、そうですか~」
と、にこやかにおじさまは去っていった。
東京タワーは、見えるのか?
なんて思ったこともなかった。
いつの日か、東京=スカイツリーと思っていたから。
ここからは見えない東京タワー。
ここからも見えるスカイツリー。
はたしてスカイツリーから、この山は見えるのだろーか。
なんて、思いながら眺める。
再び歩き出す道のりはなだらかに続いてゆき、、
最後にグィ~ンと登ってきたら~
山頂到着。富士浅間神社。
はぁ~
ようやく、、です!
シャンシャンと鈴を鳴らし、お参りを済ませて。
もう、太平山神社はいいかー
と、道のりを降りてきてしまったけれど、、。
気を取り直し、やっぱり寄っていきます!
年明け直前の神社は人は疎らで良い。
のんびり歩いてお参りできます。
年末詣というやつですね。
ここには、たくさんの神様が祀られております。
足尾神社は脚の神様。
100キロウォークの祈願に来た事や、膝を壊した友人を連れてお参りしたことを思い出します。
あの時は、お世話になりました。
無事に100キロ×3を歩けたし、膝を壊した友人も今では元気に飛び跳ねています。
お参りを済ませて、テクテクテクテク降りてゆくと~
道なりに売店的な食堂が連なります。
どこに立ち寄っても、景色の良ところで休憩できます。
あっちも良いし、こっちも良さそうだなー
どーこーにしーよーうかなーーーと。
混雑のない、この時期は選び放題です。
太平山の名物と言えば、玉子焼きと焼き鳥。
お店ごとに特徴はあるのかな~
と、思いつつふらりと立ち寄り。
缶ビールと、玉子焼きと、焼き鳥を頼んでみます。
「外で食べます」
と言うと~
「寒くなったら、お店に入って下さいね」
と、優しく言葉をかけて下さいました。
外のベンチで待っていると~
ホカホカの玉子焼きを持ってきて下さり。
温かいお茶もポットで付いてきた。
これが、とても嬉しかった。
ビールをプシュッとな~
歩いて来た景色を思いだしつつ。。
あ、焼き鳥も来た!
胸肉の串、だけどしっとりなお肉。
「うんまーーーー」
と、ココロで叫ぶ。
うっすら見える富士山と~
焼き鳥ほおばり、ビールを飲み干し。
温かいお茶と玉子焼き。
ほんわりなひととき。
しいて言えば、あつかんが欲しいところー。
「ごちそうさまでしたー」
と言って食器を返し。
歩き出すと、すぐに展望ポイントあり。
「これ、見ていって~」
ズラリと設置してある双眼鏡。
それぞれに都内、スカイツリー、東京タワー、富士山、という札があり。
「え?見ていいんですか~」
「コッチは、あれでーそれでー」
と、説明してくれる。
覗いたひとつには、なんと東京タワー!
見えると思わなかった。東京タワー。
「見えるんですね~」
と言うと、
「ビルの隙間からだけど、しっかり見えますよー」
東京タワーが見られるなんて思っていなかった。
太平山で。
「いい眺めですね~東京タワーも見えますか?」
あの時、声かけてくれたおじさま。
コレを知っていて言ったのかな。
「あと2時間待てば、夕暮れの富士山が綺麗だよー」
と、言ってもらいますが、、そこまで待てないので。
「また来まーーす」
と言って。
日が落ちてゆくのを眺めながら。
駅に向かって歩き出す。
今日はいくつの神様にお参りしたのだろう。
なにとぞ、なにとぞ
また来年も無事に、いつものように山に登れますように。
こうして2023年の登り納めは太平山になりました。
今年は通り過ぎて行った年だった。
ほんとうに何もしない一年になってしまった。
次の年は、何か出来たらいいなと思います。
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