こんな感じでアマゾンオーディブル購読をしておりまして。
早くも1年が経ちます。
今となっては、山登りの次と言っても良い趣味!
日々に欠かせない相棒になりました。
ライブラリーのタイトル数は90作品となり。
最後まで聴き終えたのは60作品!
我ながら驚きの数となりました。
読書なんて全くしない私が、1年間で60冊の作品を読破できたのです。
オーディブルを始めた頃は、本屋大賞や○○ランキング上位攻めをしてをしてました。
んで、色々と聞いているうちに分かってくる。
どんなに評価が高くても、人それぞれなんだ。
合う・合わないはある!
1冊で7時間から11時間。
ダメなものは、最初の30分でやめる。
ナレーターが聞きづらいとか、内容が見えてこないとか。
有名作だからといって、私に理解できるわけではないのです。
「何言ってんだか分からんーー」
「あぁ、、なにも入ってこない。。。」
とか、そんな感じです。
聴きながら、ぼーっと他の事を考えてたり。
頑張って半分くらい聴いて、それでも断念することもあります。
そんなのが、90冊のうち30冊あったと言うことですね。
でも、これいいな~。
という作品は、もうすんなり物語の中に入っていける。
情景が見えてくるみたいな。
その中でもたま~に、バチっとブチ当たる作品がある。
もう引き込まれて帰ってこれないくらい。
そんな60冊の中から~
これぞ、という1冊をちょろっと紹介してみたいと思います~
恋も人生も美しいだけではない、名言づくしの作品
汝、星のごとく 名作中の名作でベタですが。
やはりこれかなと!
舞台は瀬戸内。カイとアキミの高校時代から始まる。
不穏な家庭で生活を送るふたりの恋。
ふたりを取り巻く人物たちの背景。
それぞれが登順風満帆ではない人生を歩んでいる。
ふたりの恋のすれ違い、若いからこそ口にできなかった言葉。
どうしてこんなに傷つけられなきゃいけない?
聴いているのが辛くなる場面がいくつもあって。
でもそんな中で、支えてくれる人の存在感。
わたしは、特にトーコさんが好きです。
どこ行きかわからない、地獄行きかもしれない列車に、えいって飛び乗れるかどうか。
汝、星のごとく より引用
必要なのは頭を空っぽにする、その一瞬だけ。
あとは勝手に走っていく、後戻りはできないの。
私自身、迷っていた時にこの言葉を聴いて
「あ、そういうことか、、」
愚かな事を怖がって、列車に乗ることができないんだと。
走る列車を見ているだけなんだ。
だけど、乗ってしまえば勝手に進んで行けるものなんだよ。って。
お金があるから自由でいられることもある。
汝、星のごとく より引用
たとえば誰かに依存しなくていい。いやいや誰かに従わなくていい。
それはすごく大事なことだと思う
「オンナだって稼がなきゃだめなのよ」
たぶん、普通の人はこんな一言で片付けるところ。
自由でいられるという表現、自立が出来るという大切さ。
そんな教えをこんな風に言ってくれるトーコさん。
素敵すぎる。
こんな言葉を使えるトーコさんにはそれなりの苦労があり。
だからこそ、こんな伝え方が出来るんだ。
この作品には、そんな素敵な名言が数々描かれています。
グッとくる!というより、スッと入ってくる感じ。
そして、物語を聴き終える時には、もう涙。涙。
オーディブルに泣かされたのはこの作品だけ。
この日、出勤を遅らせたのは仕方のない事。
是非聴いて(読んで)、お気に入りの名言に出会って下さい。
続編が出ております!星を編む
メチャクチャ気になるけれど、まだ買って読んでいません。。。
オーディブルになることを心待ちにしている日々です。
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